エンジンってよく耳にしますね。
でもエンジンっていったい何しょう?
車のエンジンとは、言わばタイヤを回すための力と電気をつくる力、これを燃料を食べながらつくっていると考えてください。
エンジンはその力をつくる為に常に動いています
(あたり前ですがエンジン音はエンジンが動いている音です。)
ではどうやって動いているのでしょう?
それはエンジンの中で小さな爆発を起こしているのです。
理科の実験で習った様に、酸素と火花と燃料で火が点きます。
こんな部品を使っています。
ということで、ガソリンがなくなったら走らないように、エアクリナーやプラグが駄目に なっても走りません。
そして、エンジンはメチャクチャ速いスピードで動いているので、とっても熱くなります。
それを冷ますのが冷却水(ロングライフクーラント=LCC)やファンといった部品です。
コレ、非常に大事。
もし冷却水がなくなってエンジンが熱くなりすぎたら・・・
エンジンが「ボンッ!」って、煙がモクモク。何十万の修理代になるので、
エンジンから冷却水が漏れていたらすぐに直すことをオススメします。
ボンネットを開けると、矢印のところに冷却水のタンクがあります。LOWよりすくなかったら要注意!
たまに見てあげて下さい。
上の写真は運転席の下のとこです。
ここにレバーがあって、手引くとボンネットが開きますので。
これはウォーターポンプといって、冷却水を循環させているポンプです。
10万キロ以上走ったら絶対に交換した方がいいでしょう。
次に電気をつくるという点について、皆さんご存知かと思いますが、バッテリーという電気を蓄えるものがあります。
ただ、バッテリーだけだとすぐに電気がなくなってしまうので、オイルネーターという発電機がエンジンに備わっており、エンジンの力を利用してオイルネーターが充電してくれるのです。
そのオイルネーターとエンジンをつなぐのがベルトであり、これが切れると充電ができずエンジンが止まってしまいます。
ベルトにはその他にクーラー使えるようにするクーラーベルトや、切れるとエンジンが壊れてしまう、タイミングベルトなどがあります。
タイミングベルトは上図の様にエンジンの中にあり、一般的には10万キロ走ったら交換するようになっています。
その他、数々の部品がありますが、数が多いのでこの辺にして、最後にエンジンオイルのです。
エンジンオイルは高速で動いているエンジンを助ける働きをしています。
油をひかずにお肉を焼くとフライパンが焦げるように、エンジンもオイルがなければ焼きついて、もう動きません。
何十万の修理費がかかります。
そうならないように、オイルを定期的に替えましょう。(4000キロに一回くらいは)
えっ替える必要あるのかって?オイルは使っているうちに汚れてきます。
汚れたオイルはベトベトになって、固まって、エンジンの動きを邪魔しますし数々の不調の原因になってしまうので、意識して替るようにしてください。
(2回に1回はエレメントというオイルをキレイにする部品も替えましょう。)